NamespaceContext (JavaScript)

名前空間コンテキストを表します。

定義場所

使用法

名前空間コンテキストの作成と操作を行うには、NamespaceContext から継承する NamespaceContextImpl (JavaScript) を参照してください。

名前空間コンテキストは名前空間のリストです。各名前空間は、プレフィックスと関連 URI から構成されます。XPath を取るメソッドの前または中で名前空間コンテキストを指定すると、XPath のプレフィックスを解決できます。

名前空間の詳細については、キーワード「名前空間」で Web を検索してください。

例

以下のコードは、2 つの名前空間を持つ名前空間コンテキストを作成します。プレフィックスは ns0 と ns1 であり、URI は http://mynamespace0.com と http://mynamespace1.com です。

var ns = new NamespaceContextImpl();
ns.addNamespace("ns0", "http://mynamespace0.com");
ns.addNamespace("ns1", "http://mynamespace1.com");

以下のコードは、XPath 指定で一方の名前空間を使用してデータベースから文書を取得します。

var dc = database.getAllDocuments();
if(dc.getDocumentCount() > 0) {
	if(requestScope.i != null && requestScope.i >= 0 && requestScope.i < dc.getDocumentCount()) {
		var ar = dc.getDocumentArray(requestScope.i + 1);
		var doc = ar[requestScope.i];
		var dom = doc.getDOM();
		requestScope.y = dom.getStringValue("/ns0:schema1/ns0:element0", ns);
	} else {
		requestScope.msg = "No such document";
	}
} else {
	requestScope.msg = "No documents in database";
}