buildCollection (NotesNoteCollection - JavaScript)

文書コレクションをビルド (コンパイル) します。

定義場所

NotesNoteCollection

構文

buildCollection() : void

使用法

コレクションはビルドしてからでないと使用できません。

ビルド後のコレクションには、SelectionFormula、SinceTime、Select プロパティの現在値によって選ばれたデータベース文書が格納されます。

初期状態では、SelectionFormula と SinceTime はすべての文書を選択します。

初期状態では、Select プロパティはすべて true またはすべて false です。true と false のどちらなのかは、createNoteCollection によって決められます。selectAllNotes で、すべてを true または false にリセットできます。

Select プロパティは、個別に設定することも、グループ単位で設定することもできます。次のリストは、すべての Select プロパティの一覧です。各 Select プロパティは、その Select プロパティを設定する selectAll メソッドの下に示しています。
  1. selectAll グループ外:
  2. selectAllAdminNotes によって設定されるプロパティ
  3. selectAllDesignElements と selectAllCodeElements によって設定されるプロパティ
  4. selectAllDesignElements と selectAllFormatElements によって設定されるプロパティ
  5. selectAllDesignElements と selectAllIndexElements によって設定されるプロパティ
  6. selectAllDesignElements によって設定されるプロパティ

最後のビルド日時を取得するには、LastBuildTime を使用します。

例

このボタンは、現在のデータベース内の文書から文書コレクションを作成し、それを DXL としてテキストファイルにエクスポートします。
var stream:NotesStream = session.createStream();
var filename:string = "c:¥¥dxl¥¥";
filename = filename + database.getFileName();
filename = filename.substring(0, filename.length() - 3) + "dxl";
if (stream.open(filename)) {
	requestScope.status = "Opened " + filename;
	stream.truncate();
        
	// Create note collection
	var nc:NotesNoteCollection = database.createNoteCollection(false);
	nc.setSelectDocuments(true);
	nc.buildCollection();
        
	// Export note collection as DXL
	var exporter:NotesDxlExporter = session.createDxlExporter();
	var output:string = exporter.exportDxl(nc);
	stream.writeText(output);
	requestScope.status = "Exported note collection as DXL ";
	stream.close();
} else {
	requestScope.status = "Unable to open " + filename;
}

言語間の参照

LotusScript® NotesNoteCollection クラスの BuildCollection メソッド

Java NoteCollection クラスの buildCollection メソッド

親トピック: NotesNoteCollection (JavaScript)