HCL SafeLinx 1.3 をリリースしました。新機能、主な変更は以下のとおりです。詳細はリリース情報を参照してください。
HCL Verse 用リバースプロキシ HCL Verse のリバースプロキシとしての SafeLinx フェイルオーバーとロードバランシング機能を提供できます。
SNI のサポート SafeLinx は、TLS の Server Name Indication (SNI) 拡張をサポートしています。これは、クライアントが TLS ハンドシェイクの開始時に、接続しようとしているホスト名を示すものです。複数の HTTP サービスを統合して 1 つの外部 IP アドレスとポートでリッスンする場合、SNI によって各サービスに独自の X.509 証明書とその他の TLS 属性を持たせることができます。以前のリリースでは、SafeLinx は HTTP ヘッダーの Host 名を使用して接続先のホストを決定していたため、サービス固有の X.509 証明書と TLS 属性を使用できませんでした。
アクセスマネージャの 1 つの IP アドレスとポート番号へのバインド SafeLinx Administrator に接続するときに、特定の IP アドレスとポート番号にバインドするようにアクセスマネージャを設定できます。
HTTP サービスで「認証不要 (No authentication required) ルールの追加 認証を必要としないサーバーパスを定義する「認証不要」ルールを使用するように、HTTP サービスを設定できるようになりました。SafeLinx は、ルールで指定されたパスで始まるすべての要求に対して、匿名アクセスを許可します。このルールは、NOAUTH キーワードを使用して定義します。
SAML 設定の変更 SAML のために config.yml の新しいエントリーが必要になりました。このエントリにより、Service Provider 機能のセッション Cookie が TLS なしで流れるようになります。