2020年の Digital Week 2020 などでもご紹介していました HCL Nomad Web のベータがご利用になれます。
HCL Nomad Web とは、「ブラウザーで動作する Notes クライアント」と説明するのが一番分かりやすいでしょう。Sametime クライアントは内蔵していません。Java は利用できません。HCL Client Application Access ( Notes Basic 版から Sametime クライアントや Java 実行環境やヘルプを取りの除いたもの)とほぼ同等です。
これまで、Notes クライアントは、「インストールが必要」、「インストーラーが大きい」などの課題がありました。技術革新により、この度、ブラウザーで動作する Notes クライアント相当の HCL Nomad Web のベータ公開に漕ぎ着けました。具体的には WebAssembly や OpenGL を使用しています。
初回の起動には時間がかかりますのでご注意ください。また、ベータですので、まだ至らぬところがあるかと思います。申し込み後に案内されるベータフォーラムへの参加をお待ちしています。
以下は、2020年に示したロードマップです。予定通り、進んでいることがおわかりいただけるかと思います。HCL のコラボレーション製品の PC クライアントは専用クライアントも当面残りますが、Web ブラウザー + WebAssembly などのリッチアプリ、ないしは PWA (Progressive Web App) のリッチアプリの体制となり、インストール不要で、これまでと変わりなくリッチな世界となっていきます。
HCL Nomad Web の詳しい情報は、製品版のリリースが近づいた頃に出していく予定ですのでお待ちください。