この記事は、「Domino管理者アップデート認定試験対策」シリーズです。
トランザクションログが Domino 内蔵のバックアップ機能の要件ですが、トランザクションログには二種類あります。アーカイブと循環方式です。循環方式は上書きされるので、原則としてアーカイブ方式を使うことになります。
アーカイブ方式のトランザクションログを使用している環境でバックアップを取る場合には特別なパラメーターがあります。-t と -i です。-i は新規取得時で、常用するのは -t です。-t の意味を下記製品ドキュメントで確認しておきましょう。
あと、-b という定番オプションがあります。これはデータベースとテンプレートのみをバックアップするものです。
参考URL: バックアップ・サーバー・タスクの実行
「Domino バックアップ・データベースをサードパーティーのリストア・アプリケーションと統合すると何が嬉しいか、デメリットはないのか」について見直しておきましょう。
サードパーティ製品の中には DAOS の添付ファイルに対応したものがあります。Domino 内蔵のバックアップ/リストア機能と比較して、サードパーティ製品で欠けるものはあるでしょうか。答えは「ない」です。下記製品ドキュメントからの抜き出しです。「Domino 統合のリストアで使用できるリストア操作はすべて、サードパーティのリストアで使用できます。たとえば、複製の無効化、レプリカ ID の変更、文書とフォルダのリストアを行う機能などです」。
分かりにくい文章かもしれません。意図を図りかねる問いがたまに現れることもある、ということです。
参考URL: サードパーティーのリストアの有効化