Announcing the Domino REST API Beta Program の翻訳版です。
製品ドキュメントの概要部分の翻訳資料 (HCL Domino REST API 概要) も併せてご覧ください。
HCL Domino REST API ベータプログラムの発表
2021年6月11日
著者: Barry Rosen / Director of Domino Product Management, HCL Digital Solutions
本日、"Project Keep" として知られていた新しい Domino REST API のベータプログラムを開始したことを発表します。これは、現在進行中の Domino Early Access Program の最新の追加機能です。
Domino REST API は、Domino 上の情報にアクセスするための何百もの新しい API を導入し、Domino データへのアクセスをさらに拡張します。Domino へのアクセスを標準化された世界や API ファーストの開発者に開放するために、REST API を現代風にアレンジしたものです。
Domino REST API は、サーバーと並行して動作する新機能で、標準化された Open-API ベースのメソッドの形で Domino データを安全かつ簡単に公開できます。ブラウザベースの管理UI を使用して、アプリケーションの所有者は、どのデータを REST API で表示または更新できるようにするかを定義できます。Domino の原則である読者/作成者権限の文書アクセス定義を、インターネットプロトコルの世界に拡張します。
また、Swagger UI を搭載しており、実際の実装ロジックを一切持たずに API を可視化し、対話することができます。API は OpenAPI(旧Swagger)の仕様から視覚的な文書の形で自動的に生成されるため、後にバックエンドコードを実装するのが容易です。
ビュー、文書、フィールドなどのコンテンツや、データベースの設計、エージェント、ACL の設定などにアクセスできます。もちろん、DQL クエリを使って、探しているデータにすばやくアクセスできます。
組み込みの宣言型セキュリティにより、API は呼び出し元が表示または更新する権限を持つフィールドへのアクセスのみを許可します。これにより、計算フィールドが上書きされることを防ぎ、ワークフローの参加者が自分のフィールドのみを更新するように制限できます。
Domino REST API は、現在Dominoをご利用中のすべてのお客様に、すぐに使える Docker コンテナとしてプレパックされた状態で提供されています。ダウンロードは、HCL Software License Management Portal の "Domino Early Access program" カテゴリにあります。詳しくはこちらのドキュメントをご覧いただき、テスト環境を整えてください。
ここでは、Domino REST API ベータプログラムに関する貴重なフィードバックや提案を提供するために、Domino Early Access Program フォーラムに参加できます。
なお、ベータプログラムは、6月7日から、REST API が次の Domino リリース(V12 以降)で出荷されるまで実施されます。
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