HCL という企業名を初めて耳にする方も多いでしょうから簡単にご紹介をいたします。
HCL の意味について HCL は Hindustan Computers Limited の頭文字をとったものです。 Hindustan はインド地域をさす現地的表現でペルシャ語を語源にした言葉です。 参考 (Wikipedia): https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3 なじみのない言葉かもしれませんが、日本を Nippon と表記することを想起すればイメージが湧くかもしれません。 たとえば、日本電気株式会社の英語名は今では NEC Corporation ですが、かつては Nippon Electric Company, Limited でした。それに似ています。
歴史を少々 HCLは1976年の創業。当初はインド国内で PC の製造・販売などを手がけ、その後 HCL Technologies をグループ会社として設立し、組み込みなどのソフトウェア開発・サービスを手がけるようになりました。 オフショア受託開発でも規模を拡大し、現在では10万を超える社員を擁しています。 航空機の飛行制御など目に見えないところで数多くの HCL の技術が組み込まれています。
HCLグループ沿革: https://www.hcljapan.co.jp/company/history.html
これからの HCL これまで「製品」をあまり多くは持っていなかった HCL ですが、HCL Software を設立し今後の事業の柱として進めているところです。 HCL では Mode 1-2-3 戦略を立案していますが、その 3 がそれに該当します。 Mode1-2-3 戦略: https://www.hcljapan.co.jp/our-mode-1-2-3-strategy/
ソフトウェアに積極的に投資する HCL の姿勢をご理解いただけると幸いです。