新しい試みのトライアルとして、1週間分のサポート技術情報更新のインデックスを作成してみました。しばらく継続してみます。新規追加と内容更新したものが含まれています。システム上、軽微な修正であってもリストに含まれてしまいます。予めご了解ください。
Partnering for Success: HCL SoFy Welcomes New Partners の翻訳版です。
成功のためのパートナーリング: HCL SoFy が新しいパートナーを迎え入れる
2023年5月11日
著者: Amanda Tevis / Product Marketing Manager
HCLSoftwareは、成長中のHCL SoFyパートナープログラムの最新メンバーを発表できることを嬉しく思います!以下のパートナーの追加により、SoFyには幅広いビジネス課題の解決を支援するオプションがさらに加わりました。
業務の効率化、カスタマーエクスペリエンスの向上、企業リソースの確保など、HCL SoFy パートナープログラムには、すべての人に役立つものが揃っています。新しいパートナーのおかげで、より幅広いソリューションとサービスの中から、お客様独自のニーズに合ったものをお選びいただけるようになりました。
新メンバーを歓迎し、彼らが提供する具体的なソリューションについて、ぜひご覧ください。
Avalaraは、業界で最も信頼されているグローバルなクラウドベースの売上・使用税コンプライアンス・プラットフォームです。Avalara AvaTaxは、売上税と使用税のコンプライアンスプロセスを合理化し、時間の節約、エラーの削減、コスト削減を実現します。AvaTaxは、SAP、Oracle、Salesforceなどを含む1,200以上の検証済みの統合機能を備えており、住所検証、管轄判定、税率計算をオンデマンドで自動実行します。
Swarmalyticsは、HCL SoFyのクライアントが利用できるようになった、顧客プール分析サービス「AI Customer Insights」を紹介します。独自の人工知能ソフトウェアにより、Swarmalyticsは、顧客の獲得、減少、アップセルの可能性、および長期的な価値を示すその他の指標に特に焦点を当て、顧客の顧客プールについて非常に高度な理解を得られます。
Zobrist社のSmart Merchandiser for HCL Commerceは、デジタルマーチャンダイジングチームが、SKU、サイズ、色など大量のデータを管理し、ソーシャルメディア、ウェブ分析、販売レポートから入ってくる情報とのバランスをとりながら、情報に基づいたディスプレイの決定を行うことを支援します。
acceptITのCobuddyは、組織のコミュニケーションに革命を起こします。Cobuddyは、コミュニケーションの簡素化と自動化に使用できるAIチャットボットソリューションのファミリーです。Cobuddyはニーズに合わせやすく、あらゆる業界や企業規模に適しています。
SoFyは、HCLとHCLのビジネスパートナーからの提供品をプライベートサンドボックス環境で体験できる、HCLSoftwareの使いやすいインタラクティブな環境です。SoFyは、わずか数分、ワンクリックで、探索、トレーニング、その他の目的のために、お気に入りのHCLおよびパートナー製品をプロビジョニングし、デプロイできます。
SoFyは、https://hclsofy.com 、ご自身でお試しください。
HCL Volt MX はひとつのコードでスマホ、タブレット、ウォッチ、キオスク端末、ブラウザに対応したアプリを生成できるマルチエクスペリエンスなローコードアプリ開発プラットフォームで、多方面に実績のある製品です。今回、HCL Volt MX 産業分野別事例集 を作成しました。Volt MX でできることを実感していただけると思います。
この記事は、「Domino管理者アップデート認定試験対策」シリーズです。
ID ボールトの最終回です。かなりマニアックな領域になってきます。
ユーザー文書のパスワードダイジェストを更新する AdminP 要求を作成する notes.ini パラメータとして IDV_RESETPASSWORD_DIGEST というものがあります。もうこれは覚えるしかありません。紛らわしい選択肢がでてくるので注意が必要です。「更新処理なのにRESTPASSWORD」というのがくせ者です。思わず UPDATE が頭に浮かびますが思いとどまりましょう。
ID ボールト関係の notes.ini パラメータ に ID Vault_Max_Auth_Failures というものがあります。これは、1 日に許可される連続ダウンロード試行回数の最大値を指定するものです。悪意あるアクセスから ID ファイルを防護するための仕掛けです。これにひっかかると 24 時間はダウンロードができなくなります。これは notes.ini エントリー名そのままなので比較的覚えやすいでしょう。
参考URL: ID ボールト関連の notes.ini 設定
ID ボールトの構成を表示するコマンドは show idvaults です。一度試しておくとよいでしょう。
参考URL: Show IDvaults
この記事は、「Domino管理者アップデート認定試験対策」シリーズです。
ID ボールトの領域の問題は手強いものが多い印象です。
セキュリティポリシー設定文書で ID ボールトに関する設定を行うことができます。ID ボールトの初回設定時のウィザードで設定される内容もここに格納されています。普段はあまり目にすることがないかもしれません。下記ドキュメントで設定できる内容を確認しておくとよいかもしれません (試験には直接関係ありません)。
参考URL: ID ボールトポリシー設定文書を手作業で作成、編集する
「ID ボールト (1)」で手動で ID ファイルをアップロードする方法を示しましたが、正確にはちょっと細かな内部的なステップがあります。Notes クライアントを起動すると認証処理が行われ Notesクライアントが使えるようになります。直後にメールサーバー (ホームサーバー) にアクセスして新着メールを確認しますが、その際にサーバーによりユーザー認証が行われます。この認証処理が正常に完了すると ID ボールトのアップロードが開始されます。
普通に Notes クライアントを使っていれば気にすることもない話ですが試験にはそのあたりも知識として確認されます。
参考URL: ID ボールトの機能
NRPC 以外のプロトコルで認証を行う場合、通常はインターネットパスワードを使用しますが、インターネットパスワードの代わりに ID ボールトに格納された ID ファイルのパスワードを使用することもできます。それを行うためには、サーバー設定文書の [セキュリティ] タブで [ボールトのインターネットパスワードの確認] を有効にします。「サーバー設定文書」がミソです。
この記事は、「Domino管理者アップデート認定試験対策」シリーズです。
ID ボールトの実体は Vault DB という通常の Domino データベースです。安全性を確保するためにいくつかの仕掛けがしてあります。
まずアクセスできる管理者を制限するために Auditor というロールが設定されています。試験では他に迷いそうな選択肢が並びます。「監査人」ということで覚えておきましょう。
参考URL: ID ボールト管理ロール
管理者はユーザーIDファイルのパスワードをリセットしなければならないことがあります。ID ボールト管理者には特別な証明書が発行されていて、それを使ってパスワードリセット処理を行う者の正当性を確認できるようになっています。その証明書とは、「パスワードリセット証明書」 です。これもまた、試験の選択肢にはさもありなん名前が並びます。「パスワードのリセットだからパスワードリセット証明書」とひねりなく覚えておくとよいでしょう。
参考URL: ID ボールトの信頼
何らかの理由で不要になった Vault DB を Domino サーバーから削除する場合には、通常の管理者用 ID ではなく、「ID ボールト ID ファイル」が必要になります。
参考URL: ID ボールトを削除する
この記事は、「Domino管理者アップデート認定試験対策」シリーズです。
ID ボールト自体は古く、バージョン 8.5 の時に加わった機能です。ID ファイルを自動的に金庫 (Vault) に格納して、ID ファイルの破損時に取り出したり、クライアントのセットアップ時に自動的にダウンロードしたりと、管理者やユーザーの負担を減らしました。その後も進化が続き、iNotes での暗号化/署名でも活用され、ユーザーが手動でIDファイルをアップロードする手間も省け、12 では多要素認証 (TOTP) でも基盤として下支えをしています。認定試験でも ID ボールトの出題がそれなりにあります。
ID ボールトの実体は Vault DB という通常の Domino データベースです。この DB にはユーザー毎に文書があり ID ファイルが暗号化され格納されています。
参考URL: ボールトのユーザー ID を表示する
Notes クライアントから最新の ID ファイルが自動的に ID ボールトにアップロードされていますが、その間隔は 8 時間です。
参考URL: ID ボールト関連の notes.ini 設定
手動でも ID ファイルをアップロードする方法があります。Domino ディレクトリーのユーザービューを開き、自分のユーザー文書を選択して、メニューの [アクション] > [ID ファイルを ID ボールトにアップロード] を実行します。
参考URL: ID ボールトに単一のユーザーをアップロードする
2023年5月8日のブログポスト「HCL Volt MX による市民参加型の開発力を引き出す統一開発プラットフォームの発表」の発表内容に合わせて、HCL Volt MX ブローシャー (2023年5月) を公開しました。
HCL Volt MX のライセンスに HCL Leap のライセンス (Domino Leap ではありません) が付属したことで、HCL Volt MX のライセンスひとつで、一般ユーザーによるノーコード/ローコードの開発からプロによる開発まで対応できるようになりました。